今回初開催の「46億ジオの旅」
地学の視点で山の危険を知り、地学の楽しさを体感してもらいたいという思いで企画しました。
梅雨の中、心配された天候ですが、奇跡的に「曇り」予報、開催することができました。
舞台は越前市民憩いの山「村国山」
有名な芦山公園があるところではなく、あまり知られていない「帆山ルート」を行きます。
スタート地点で今回の趣旨と地球のこと、地学のこと、岩石についてを説明。
登山口付近、昭和初期に掘られたトンネルの前で村国山の主な地質である「花崗岩」について説明。
このコースは斜面の角度によって土砂の溜まり具合変わる。急な角度ほど岩盤が見えているところが多い。
石に親しんでもらおうとちょっとしたゲーム「石じゃんけん」を体験してもらいました。
初代チャンピオンは奇麗なラインが入った石に愛をこめて語っていただいたHさん!おめでとうございます!!
皆さんが集めた石たち。
ここにはよそから入ってきた石も多いのでいろんな石を見つけることができました。
地層を「ジオブレード」で削って露頭を観察。
こんなきれいな竹林も見れます。
今回のメイン、帆山城址の巨石の前で記念撮影。
このあたり「流紋岩」が多い場所です。
今回ご参加された皆様、初開催のチャレンジングな企画にご参加いただき、ありがとうございました。
「ブラタモリ」とまではいかなかったかもしれませんが、地学の視点で危険なことや石や地層に親しみを持ってもらえたのかも?
低い山ですがアップダウン多く結構疲れるコースだったと思います。
次回「46億ジオの旅」は、秋口に開催予定ですので興味を持たれた方はご参加ください。