カニの産卵発見!|せせらぎ定点観測

こんにちは!

コロナ禍の中、なかなかそとで遊べないこともありますが、今回は感染に配慮しながら生き物探しと川の安全体験を行いました。
タイトルは「せせらぎ定点観測事業」、私たちと自然の関係を知るために、調査員となって身近な「川」の環境を調べます。

今回は、池田町の足羽川と坂井市竹田地区の竹田川の2ヶ所で開催しました。

生き物探し(通称ガサガサ)をしているときに流されたらどうすればいいか、まずは体験!
ということで、川を流れてもらいました。
結構ひんやりしますが、一度流れてしまうと楽しくてしょうがないですね(笑)

 

その後は川の泳ぎ方を学んでもらいました。

川の体験をしているとよく聞くのが、「スイミングスクール行ってるから大丈夫!」という子どもたち。
実は、川の泳ぎはプールで泳ぐのとはまっっっっっっっっっったく違うんですよ!
泳ぎが不得意な子でも、川ではうまく泳げます。

ということで、皆さんにはディフェンシブ・スイムっていう泳ぎ方にチャレンジしてもらいました。

 

流れても大丈夫なように、流れ方・泳ぎ方を教わったので、次はいよいよ定点観測!

 

 

まずは、科学的に川を調べます。

CODパックテストや透視度計を使って川の水のきれいさを調べます。

(川の水をパックの中に入れてCODの変化を見ます。みんなそれぞれ色を観察します)

 

(透視度計は高さ100cmもあって、背伸びしながら水の透明さを調べてます)

 

そのあとはいよいよ生き物探し!
待ってました!とばかりに勢いよく何かを捕まえています。

さて本日の戦利品は。。。

ドジョウ! めっちゃ大きい!
ミルソーに入れたらデカすぎて詰まっちゃいました💦
(ドジョウさんごめんなさい)

サワガニもゲット!しかもおなかには子どもがいっぱい🦀
なかなか見られ生き物を捕まえました。

その他、カワゲラ、マツモムシ、ミズカマキリやヤゴもたくさん捕まえました。

きれいな水や汚い水では、澄んでいる生き物の種類が違うので、生き物を捕まえることで水のきれいさが分かります(生物指標といいます)。

今回の川はどうなのか、皆で意見交換中。。。

(生物指標の分類を参考にして、生き物が住んでいる川のきれいさを判定中)

 

身近な川の環境が分かって、川の危険なことも少し学べたので、次は近所の川をぜひ楽しんでもらいたいですね。

 

ちなみに今回は、地元漁協さんが参加される方のために、アユを持ってきてくれました。アユの生態や捕食、釣り方などいろいろ教えてもらえました。
スイカっぽい匂いがするらしく、みんなでクンクンしました(笑)
漁協さんありがとうございました!

 

ちょっと時間が空いたので、草笛体験。
長さんの十八番ですね!
なかなか吹けない子が多い中、お父さんたちは上手に吹いてました。子どもの頃、よく遊んだんでしょうね。

 

とても楽しい一日になりました(笑)

せせらぎ定点観測の結果は、福井県環境政策課のHPにも掲載されるようなので、ご興味ある方は是非一度ご覧ください!

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一般社団法人環境文化研究所のミッションとは

環境文化研究所は、自然環境、民俗文化、伝統技術などを後世に繋ぎ、持続可能な社会を実現するため、専門性と豊かな個性を有する研究員が蓄積している多様な経験や知識を活かし、企業・行政および専門家等による連携活動に参画し、地域発展を支援する活動とともに、地域の暮らしや体験を通じて自然の恵みを巧みに活用する技術と知恵を身に着けた人材を育成し、持続可能な社会の実現を目指す価値観の醸成を図ること、および地域の自然資源や人文資源などの地域資源を生かした産業を育成し、雇用を創出することで環境保全および地域振興に寄与することを目的とし、1997年1月1日にスタートしました。2016年7月11日に、一般社団法人として設立し、更なる地域貢献を進めていきます。

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