福井城址春まつり 「お堀でボート体験」レポート|2022.4.3

この日は福井城址のお堀でEボート
なかなか経験できない体験とあって、ガイドの皆もテンションが上がり気味でした!!

心配された桜の開花も3月31日に出て、つぼみから開花の桜が上空を彩り、お花見の見物客がたくさん来ていました。

そんな中、お堀でボートに乗れるとなると…
もう乗るしかないでしょう~(笑)

最初に御廊下橋の下をくぐります。
10年ちょっと前に復元されましたが、なんでこんな屋根がついた橋が必要だったのでしょうか?
答えは「お殿様専用の通路だった」からです。

御廊下橋をくぐればこんな風景。
石垣がキレイです。
笏谷ブルー!!

よく見ると落書きのような絵柄が…
メガネ!?
これは刻印で、今で言うインフラ整備の時に各大名が下請け(天下普請)したわけですが、それぞれが運んできた石だとわかるように刻印されたと言われています。盗まれないようにという説もあるようです。普段皆さんが歩いているお堀の石垣には、ボートからでないとみられない、歴史的なデザインがあったんですね。すごい発見でした。

御本城橋を通過。
一般のお侍さんが通った道。今でのメイン通路です。
ご通行中の皆さまの注目を浴びながら悠々と漕いでいきます。

普段はできない貴重な体験ということで、「楽しかった~」、「また来年もやりたい」などの感想をいただきガイド冥利につきます。

県民の皆さま要望が強ければ来年も実施できるかも!?

良い1日でした~

 

>一般社団法人環境文化研究所のミッションとは

一般社団法人環境文化研究所のミッションとは

環境文化研究所は、自然環境、民俗文化、伝統技術などを後世に繋ぎ、持続可能な社会を実現するため、専門性と豊かな個性を有する研究員が蓄積している多様な経験や知識を活かし、企業・行政および専門家等による連携活動に参画し、地域発展を支援する活動とともに、地域の暮らしや体験を通じて自然の恵みを巧みに活用する技術と知恵を身に着けた人材を育成し、持続可能な社会の実現を目指す価値観の醸成を図ること、および地域の自然資源や人文資源などの地域資源を生かした産業を育成し、雇用を創出することで環境保全および地域振興に寄与することを目的とし、1997年1月1日にスタートしました。2016年7月11日に、一般社団法人として設立し、更なる地域貢献を進めていきます。

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