いざというときのために…
坂井市丸岡町竹田地区でFM福井 夏休み!親子野外体験プロジェクトが開催されました!
防災・避難をテーマに、実際に災害にあった場合、炊飯器が無くても御飯が炊ける。
また、川へ遊びに行くときの安全な方法や
溺れた人を発見した時の対処法やレスキュー法などを
親子で体験して頂ながら学んで頂けたらと開催されました。
開催地にもなりました丸岡・竹田地区からも竹飯盒製作の講師として
地元の方に参加していただき、福井県から集まった参加者と竹田の方の交流もあって、
とても有意義な時間となりました。
災害現場でもすぐに手に入りそうな物で用を足そうと、
実際にペットボトルを切って即席ボールを作ってお米を研いでみたり
竹田地区に青々と延びていた竹を実際に切って竹飯盒の飯盒を作ったりしました。
竹飯盒はなかなか難しく…竹の節の1つを利用して、飯盒を作るのですが、
ちょっとでも手元がくるうと、蓋がずれてしまったり、節の部分に穴が空いて、
蒸せなくなったりしてしまうので、作るのに参加者の皆さんは必死でした。
でも、実際に体験しながら子供達はお米を炊く原理を自然と学んだと思います。
参加者によってばらつきはあるものの、実際に炊きあがったお米はふっくらしていて、
とても美味しそうでした。
イベント当日はマイ食器持参でしたが、この参加者の方は食器までも竹を利用して、
作っておられましたよ!
即席で作ったお皿も、実際に野菜やお漬け物、サラダを並べると、
とても涼しげで夏らしく風流でした。
その後は!お楽しみの竹田川に入っての体験!
川で安全に遊ぶための方法や溺れた人を発見した時のレスキュー法を実際に体験していただきました。
最後は参加者全員で70メートルの距離を一斉に川流れ!
水中眼鏡をしている子供達は実際に川の中を覗いてみたり、
身を川の流れに任せて、気持ちよく流れてみたりと思い思いに楽しんでらっしゃいました。
参加者からも親子の絆が深まったなどの感想を頂き、
夏の思い出を作りながら「災害に遭った時」「避難所でできる事」「生きる力」について、
参加者それぞれが考えてくれた1日だったと思います。
この日にあった事を家で思い出しながら、もう一度、防災・避難について考えて頂けたらと感じました。