前回のご報告に続き、国土交通省道路局が進める「道路のネイチャーポジティブ」プロジェクトの続報です。
北海道でのキックオフを経て、第2回の戦略ミーティングの舞台となったのは、豊かな生態系と独自の文化が息づく沖縄です。
■ 「守る」から「つくる」へ
前回の北海道では「ロードキル(動物との衝突)」という課題にどう向き合うかという議論が中心でした。 今回の沖縄では、さらに視座を広げ、「2030年、2050年に、道路はどうあるべきか?」という未来のビジョンについて熱い議論が交わされました。
キーワードとして浮かび上がってきたのは、「地域の誇り」や「交響空間」という言葉です。
単に車を通すだけの道ではなく、その地域の美しい風景や文化、物語を紡ぐ「舞台」のような道路。 そして、行政だけでなく、企業や市民、学生のみなさんとお互いに響き合ってつくりあげていく空間。
そんなワクワクするような道路の未来像を描くための作戦会議を行いました。

(ヤンバルクイナのアンダーパス)

(ケナガネズミのオリジナルデザイン標識でドライバーに注意喚起)
■ 沖縄で見つけたヒント
沖縄の鮮やかな自然や、地域の人々の結びつきの強さは、今回のテーマにとって大きなヒントになります。
「もし道路が、地域の自然をもっと豊かにする場所だったら?」 「子どもたちが、自分たちの街の道路を自慢したくなるには?」
自由に語り合う中で、私たち広報チームとしても、このプロジェクトを単なる「お堅い公共事業」ではなく、「みんなで未来をつくる楽しいムーブメント」として伝えていきたいという想いを新たにしました。
まだ具体的になっていませんが、高校生との連携や、企業との新しいコラボレーションなど、面白い仕掛けを画策中です。
道路と自然、そして私たちがどう関わっていけるのか。これからの展開にご期待ください。