天然の冷蔵庫でハッピーバレンタイン!
南条郡南越前町瀬戸地区でバレンタイン♡スノーシューを行いました。
天気予報は雨でしたが、スノーシュー体験の午前中は雨が止みたっぷりと雪を楽しむことが出来ましたよ。
瀬戸地区の道路には積雪は全くありませんが、林道・田んぼ・畑には1月の雪がまだ1.5mほどあるんですよ。
さあ、林道の入口に向けて、出発!
先ずは1.5mの雪の壁をのぼります。ノーシューは雪の上で装着。
森の中は、一見して木と雪だけのように見えます。でも、辺りを良く観察すると色々な生きも物の形跡があります。この木は枯れていますが、良く見るとキノコが生息していました。足元には、私たちの以外の足跡がたくさん。
姿は見えませんがが多くの生きものが生息していることがわかります。
子供たちは、スノーシューに慣れてくると走り回ります。ときどき転んだりしますが、痛くないので転ぶのも楽しそうです。でも、雪っぴは危ないので道の真ん中を走ります。
傾斜面も簡単に登ることができます。戻りはもちろん、お尻で滑ってきます。
ゴロンと休憩。
お父さんは子供たちの荷物を背負って歩いたので雪がひんやり気持ちいい。
途中にある「クマ注意看板」の前で、クマのものまね。熊の「なで肩」を表現しているようです。クマって「なで肩」なんだそうですよ。
大きな斜面を発見!子供たちは斜面を見つけると、一目散に登り始めます。(もちろん大人も登ります。)
登ったら、楽しいソリ滑り。この斜面には自然に出来たジャンプ台があります。子供も大人も自由に楽しく滑り降りています。
こちらは杉林の中をゆっくりハイク。途中、生きものの足跡を見つけたそうです。アクティブにソリ滑りも楽しいですが、静かに森を歩くのも良いですね。
たっぷりと遊んだ後は、雪のテーブルを囲んでティーブレイク。持ち寄ったお菓子を交換したり、おしゃべりにも花が咲きます。
ここからUターン。帰り道、地元の方にお借りした「和かんじき」に履きかえて歩く方も。今回の雪は、積もった雪が溶けたり凍ったりした雪なので「和かんじき」でも”がぼり”ません。(福井弁で雪に足が深くとられて埋まることを”がぼる”と言います。福井県内でも多少、表現はかわりますが、だいたいこれで意味は通ります)
センター戻り、午後はバレンタインのチョコ作り体験。
家族やお友達に向けたチョコレート作り体験です。
みなさん、思い思いのデコレーションや型、ラッピングを持ってこられました。
センターの外に準備したチョコレートを溶かします。数種類のチョコレートを自分で溶かして、型に流し込みます。
チョコレートの上にトッピングをして冷やし固めます。
今回は特別に雪の冷蔵庫を準備しました。
トレイに並べたチョコレートを冷蔵庫の中に入れます。この日の気温は5℃以下。冷蔵庫の中は約3℃~6℃なので正に冷蔵庫の中でした。
最後はラッピングをして完成です。チョコレート作り体験はご参加の皆さんの経験と技術のお陰で、無事に完成することができました。
ありがとうございました!
参加した方は
・普段出来ない遊びができて良かった
・ソリすべりが楽しかった
・スノーシューでしか行けない所へ行けた。
・生き物の足跡を見つけたので種類がわかればもっと楽しかったと思う。
・チョコレート作りが楽しかった
などが、ありました。
雪が降ると日常生活が大変になることの方が多いですが、このように雪遊びを思いっきり楽しんだり、他の生きものの形跡を見つけることができたり、雪の冷たさを上手く利用したりと考え方ひとつで「宝の山」になるということを皆さんに体験していただきました。