「ストレスフリーハイキング」体験レポート|2022.03.20

「ストレスフリーハイキング」の記念すべきお客様は、

朝の回に女性1名、夕の回に男性2名の計3名の方でした。
実施した内容について簡単にご紹介させていただきます。

ストレスを抱えることは現代社会において避けられないことが多いです。(適度なストレスは成長を促すイイ部分もありますが…)
問題なのは、解消できずに貯まる一方の状態で、最悪の場合、心身に異常をきたすこともあります。

ストレス解消には適度な運動が効果的と言われています。
「ストレスフリーハイキング」は軽登山で運動し、森林浴効果と瞑想効果によってさらに効果の高いストレスフリー状態を目指すプログラムです。
「瞑想」に関しては臨済宗建長寺派林香寺住職であり、精神科・心療内科医である川野泰周さんが監修したマインドフルネス実践講座の内容をベースに行っています。

マインドフルネスは心の状態を表す言葉。
「ただ目の前のことに集中する」という状態を通して、普段の多忙で一度に複数のことを考えることから解放し、脳を休めるというようなイメージです。

まずは河原で「呼吸瞑想」
ティンシャという仏教の道具を使って、これを合図に瞑想に入ります。
その後は登山口まで歩くことに集中する「歩行瞑想」

しばらく行くと「瑩山禅師」の碑が立っています。
瑩山禅師は曹洞宗大本山總持寺を開いた方で、村国山の麓で生まれた方です。

マインドフルネスのプログラムを実施する場所としては親和性を感じます。

しばらく行くと帆山神社があります。
ここには苔がたくさんあって、素敵な場所なのでルーペを使って観察します。
ミクロの世界を集中して観察することで「見る瞑想」になります。

帆山神社登山口から村国山に入ります。
竹林がキレイでいい雰囲気です。
この場所で「聞く瞑想」を行います。
この後は登りルートをしばらく歩きます。
普段運動をしている人にとっては大したことはないのですが、全くしていない人にとっては少しばかり運動強度は高めです。
登りルートを上がりきると尾根づたいに「歩行瞑想」で移動します。
登山口まで歩いた時の歩行瞑想は簡易版で、この時はさらに足の感覚に集中して歩きます。
こんな感じでさらに2種類の瞑想を行い終了。

いくつかの瞑想を紹介させていただいたのですが、まずは自分が取り組みやすいモノからスタートしてみるのが良いと思います。

またご参加お待ちしています。
ありがとうございました~

>一般社団法人環境文化研究所のミッションとは

一般社団法人環境文化研究所のミッションとは

環境文化研究所は、自然環境、民俗文化、伝統技術などを後世に繋ぎ、持続可能な社会を実現するため、専門性と豊かな個性を有する研究員が蓄積している多様な経験や知識を活かし、企業・行政および専門家等による連携活動に参画し、地域発展を支援する活動とともに、地域の暮らしや体験を通じて自然の恵みを巧みに活用する技術と知恵を身に着けた人材を育成し、持続可能な社会の実現を目指す価値観の醸成を図ること、および地域の自然資源や人文資源などの地域資源を生かした産業を育成し、雇用を創出することで環境保全および地域振興に寄与することを目的とし、1997年1月1日にスタートしました。2016年7月11日に、一般社団法人として設立し、更なる地域貢献を進めていきます。

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